眼鏡堂書店

積み上げられた未読本の消化と、ホラー映画100本ノックを目指すブログ。不定期更新のゆるゆるです。

文豪ストレイドッグス

 

 原作:朝霧カフカ、作画:春河35によるマンガ作品のアニメ化。

あらすじは…

孤児院を追放され、ヨコハマを放浪する少年・中島敦鶴見川で入水していた太宰治を助ける。それをきっかけに敦は太宰が所属する探偵集団・武装探偵社が追う「人食い虎」の捜索を手伝うことになり、太宰と共に虎の出現を倉庫で待つことになるが…

 

異能力を持ったイケメン文豪たちによるサイキックバトルもの、というもっとも遠いところにあるもの同士を悪魔合体させた作品で、これがまたすごく面白い。

最初見た時の印象は、「うわ、Fate/Stay nighitみたい」。

もっとも、向こうはもっと厨二な感じだけど、こっちはもっと幅広い層に向けた感じ。

はっきり言えば、腐女子向けや!*1

 

某刀の例のアレ*2みたいになんでもかんでもイケメン化すればいいとは思わないけれど、それぞれの作家の作品を踏まえた展開や異能力人間関係など、眼鏡堂の様な古典純文学オタクにはたまらないものがあります。

心中マニアの太宰治は鉄板として、理想に向かって邁進する国木田独歩、主人公なのに「僕なんて…」と自信がない中島敦といい、それぞれの代表作を読んでいれば更に面白い。

 

アニメ自体はギャグパートと戦闘シーンとの落差がまるでジェットコースター。

最近アニメから遠ざかっていたので、あまりの目まぐるしさにストーリーが頭に入ってこず、あっという間に見終わってしまいました。

最近のアニメって、こんなにスピーディーなんですかね?

それとも、眼鏡堂が単に年を取ったからでしょうか?

最初ミステリものかと思いきや、結局バトルアクションという意表を突く展開(※眼鏡堂にとっては)。

中島敦、虎になる(物理)』というくだりは、一周回って「ありなんじゃね?」と思うように。

 

もともと、眼鏡堂が好きな題材ということもあって、あっという間にその世界観に入りこめました。来年は映画化されるそうなので、今後の展開も含めて楽しみです。 

なにはともあれ、これを機に敷居が高いと思われている古典純文学に興味をもってもらえると嬉しいと思いました。

 

そうは言いつつも、国木田独歩中島敦がここまでイケメン化されると、「実際はどんな人なのかしら(ワクワク)」な女子が画像検索して発狂しないか心配してみる眼鏡堂でした。以上、おわり。

 

【追記】

比較してみる1 中島敦

『アニメ』

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『現実』

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比較してみる2 国木田独歩

『アニメ』

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『現実』

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*1:芥川龍之介中島敦のことを”人虎(じんこ)”と呼ぶのが”ち○こ”に聞こえて仕方ないので、腐れ女子の皆様のボルテージも高まっているに違いない。

*2:オンラインゲーム『刀剣乱舞』のこと。名刀をイケメン擬人化したゲームに女子の方々が熱狂。アニメになり、ミュージカルになり女子の方々のボルテージも最初からクライマックスだぜ!