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積み上げられた未読本の消化と、ホラー映画100本ノックを目指すブログ。不定期更新のゆるゆるです。

特攻野郎Aチーム THE MOVIE

特攻野郎Aチーム THE MOVIE [DVD]

ベトナムで慣らした俺達特攻部隊は、濡れ衣を着せられ当局に逮捕されたが、刑務所を脱出し、地下にもぐった。

しかし、地下でくすぶっているような俺達じゃあない。

筋さえ通れば金次第でなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし巨大な悪を粉砕する、俺達、特攻野郎Aチーム!

 

俺は、リーダージョン・スミス大佐。通称ハンニバル

奇襲戦法と変装の名人。

俺のような天才策略家でなければ百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらん。

 

俺はテンプルトン・ペック。通称フェイスマン。

自慢のルックスに、女はみんなイチコロさ。

ハッタリかまして、ブラジャーからミサイルまで、何でもそろえてみせるぜ。

 

よお、お待ちどう。俺様こそマードック。通称クレイジーモンキー。

パイロットとしての腕は天下一品!

奇人?変人?だから何。

 

B・A・バラカス。通称コング。

メカの天才だ。大統領でもブン殴ってみせらぁ。

でも飛行機だけはかんべんな。

 

俺達は、道理の通らぬ世の中にあえて挑戦する。

頼りになる神出鬼没の、特攻野郎 Aチーム!

助けを借りたいときは、いつでも言ってくれ。”

 

ずいぶん長い引用になってしまったけど、『特攻野郎Aチーム』といえばまず真っ先に思い浮かぶのはその台詞とテーマ曲。


The A-Team Full Theme Tune - YouTube

 

そんな往年の人気テレビシリーズが、21世紀にまさかまさかの映画化決定。

とはいえ、言いたいことはたくさんある。

 

例えば、ハンニバルお得意の変装(大した変装ではない)が出てこない、とか、BAバラカスの通称が”コング”じゃなくて何で”BA”なんだ?とか、マードックのイカレっぷりが足りなくねえか?とか、とか言いたいことはたくさんある。

元のシリーズがベトナム戦争ならこっちはイラク戦争だぜ!!という変更のおかげで、雰囲気が妙にシリアスで暗い印象。Aチームにシリアスな暗さはいらないのだよ。

 

言いたいことはたくさんあるが、でもすげえ面白かった。

ホントにバカみたいな(※褒め言葉です)映画で素晴らしい。

 

正直、見る前は不安があった。

ハンニバルを演じるのがリーアム・ニーソンだと知った時は「オイオイ。ニーソンだったら96時間あれば一人で解決しちゃうよ」と思ったりしたのですが、全部杞憂でした。スイマセン。

この映画で輝いているのは何と言ってもフェイスマン役のブラッドレイ・クーパー。

自慢のルックスで女子をメロメロにする二枚目という世界中の男子の敵役柄なので、”世界で最もセクシーな男”にも選ばれた彼が起用されるのは当然のこと。

そんなフェイスマン役が異様にピッタリで、刑務所に収容されてもなおセクシーに磨きをかけるべく日焼けを欠かさないというのに爆笑。そのままハンニバルによって脱獄させられ、どっかの荒野で日焼けマシーンからパンツ一丁で登場する姿にさらに爆笑。

元のシリーズはコング&マードックの漫才コンビに爆笑させられたが、映画はいちいちブラッドレイ・クーパーが面白い。

 

ハチャメチャ具合が全体的に突き抜けていて、「ありえねー」とか「バカか!!」とか言いたくなるシーンのてんこ盛り。いいんだよ、Aチームだから。

バトルシップ』といいこの映画といい、女子には分からない脳筋映画の醍醐味がみっちり詰まっている。

中学男子にオススメだ。

 

ただ、かえすがえす残念なのは、どんだけ待ってもAチームのテーマ曲が流れてこないことだ。オープニングでドカン!!ときてほしかった。

 

【追記】

どうもそれはみんな思っていたらしく、こんな感じの動画がありました。


2010年映画版「特攻野郎Aチーム」日本語吹き替えオープニング - YouTube