眼鏡堂書店

積み上げられた未読本の消化と、ホラー映画100本ノックを目指すブログ。不定期更新のゆるゆるです。

くるねこ

くるねこ(1) [DVD]

くるねこ大和による猫まみれマンガのアニメ化。

もんさんを筆頭に、ポ子、ぼん、トメ、胡ぼんと個性豊かな猫たちと作者がおりなすハートフルアニメ。

監督は大地丙太郎

なんの予備知識も無しに1話目を見た後、「なるほどこの監督なら大丈夫だ」と妙に納得する。大地監督といえば、『こどものおもちゃ』や『おじゃる丸』『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』といった作品を手がけたお方。映画『カンフーくん』の脚本も手掛けている。

たぶん、こういう作品をアニメ化するのが得意なのだろう。声優がたった一人(第1シーズンは小林聡美、第2シーズンは中谷美紀)にもかかわらず、何の不満もない。むしろ、こんなにドンピシャなキャスティングはちょっと思い当たらないくらいだ。

くるねこ』というマンガはとても面白くてパラパラとページをめくっているだけでとても楽しい。しかも、それが完璧な形でアニメ化されているので、全く違和感がない。

まさに動いて喋るマンガだ。

 

動物マンガというジャンルでは往々にして動物が擬人化されるものだが、この『くるねこ』はちょっと特殊だ。

ぼんのバカ尿(マーキング)や、投薬、獣医のシーンなど、ただ猫カワイイ♪なだけのマンガにはでてこないシーンが盛りだくさん。特に、作者が拾った子猫を里親先に迷惑がかからないように躾けてから引き渡す、というくだりについては色々と考えさせられる。

動物を飼う、というのは、その生き物の一生に責任を持つ、ということでもある。

だから、オイラはたとえ小魚でも生き物を飼いたいと思わない。

もしかしたら、そこまで深刻に考える必要はないのかもしないが、自分の性格から考えてペットを飼っても癒しにはならないだろう。逆にぐるぐるといろんなことを考え込んでしまい、かえって病みそうだ(笑)。

犬とか猫とかは”愛玩動物”という言われ方をするけれど、ひとつの命であることには違いない。どうも”愛玩”というところにばかり目がいって、それが命を持った生き物なのだ、という発想がだんだんと薄れているような気もする。

動物である以上、キレイなところやカワイイところだけではなく、ウ〇コもすれば病気にもなるし、年を取れば死ぬ。

そういう一面も見なければいけない。動物を飼う、というのはそういうことなのだ。

 

ともあれ、子猫から老猫まで等しく愛し続ける作者の愛情は素晴らしい。

作者のブログを見ると、犬や猫の里親探しを頻繁にやっていて一生懸命さが伝わってくる。そう、生き物を飼うというのはきれいごとばかりではないのだ。

 

最後に。

非常にキュートなアニメなのだが、重大な問題点があるので注意が必要だ。

特に、”BGMがわりにかけっぱなしにしよう”などということをしてはいけない。

やったオイラが言うのだから間違いない。

そしてあなたはきっとこう言うだろう。

「この時間泥棒め!!」

 

【追記】

テーマ曲を歌っているのはビビアン・スー

ビビアンかわいいよビビアン(;´Д`)ハアハア

これもまた作品の雰囲気とぴったりだ。


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