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眼鏡堂書店

積み上げられた未読本の消化と、ホラー映画100本ノックを目指すブログ。不定期更新のゆるゆるです。

アベンジャーズ

映画【アクション】

アベンジャーズ [DVD]

景気が良い、というのと、バカでも楽しめるというのはイコールだ。そういう意味では、この『アベンジャーズ』ほど素晴らしい映画はそうそうない。

この映画とタメをはれるような気合と根性のある映画は、『エクスペンダブルズ2』ぐらいのものだろう。

繰り返して言うが、この『アベンジャーズ』は本当に素晴らしい映画だ。

 

第一、こんなに”話の早い”映画は他にない。

  1. 世界支配をたくらむ悪の軍団登場
  2. 正義の組織の秘密基地が壊滅(ここまで約12分)
  3. アベンジャーズ、集まれ!!(ここまで約43分)

までの一連の流れの早いこと早いこと(笑)。細けえことはいいんだよ!!とばかりに端折る端折る(笑)。

景気の良いバカ映画のポイントは、観客が疑問に思うより早く話が展開することだ。

そういう意味では、この映画は非の打ち所がない。

 

それになんといっても、トム・ヒドルストンという顔の面白い俳優が出ているのが一番の見どころ。

ベネディクト・カンバーバッチトム・ヒドルストンか、というくらいに顔の面白い俳優が※重要な事なので2回言いました)スクリーンで暴れまわるというのは非常に気持ちがいい。カンバーバッチも素晴らしい俳優だが、オイラは推しメンはヒドルストン。あの笑顔がいい。

悪役でありながら、”コイツは信用できる男だ”感が素晴らしく、毎回、ヒドルストンが見たいがためにこのDVDを借りてきます。

 

こんなのはオイラだけかと思ったら、2013年にコミコン(コミケみたいなもの)に降臨しての『ロキ様ショー』や、


Loki Takes Hall H SDCC 2013 Comic Con FULL ...

 

マイティ・ソー/ダークワールド』でのお馬鹿プロモ


Thor: The Dark World Comedy Central Loki Promos ...

 

挙句の果てには、『マイティ・ソー/ダークワールド』の取材で3体のフィギュアを使って記者の目の前でストーリーを説明するなど、スペシャルキュートなヒドルストンに世界中のファンが萌え死にました。

 

ヒドルストンのことはこれくらいにして、『アベンジャーズ』に話を戻します。

ぶっちゃけやっていることは吉本新喜劇と大差ないのだが、ハリウッド流の高額予算のおかげで関西ドタバタ喜劇で終わらずに済んでいる。たとえ、話の中身が本宮ひろしの『男一匹ガキ大将』と変わらなくても、高額の資金投入により”バカ映画だが非常にゴージャス”という幸せなところに着地している。

”いいんだよ、絵面が良けりゃ!!”という強引なアピールも嫌いではない。

むしろ大賛成だ!!

 

個人的に嫌いなスカーレット・ヨハンセンがこの映画では地味にババ臭いのも(※当人は非常に美人でセクシーです)、個人的に嫌いなグウィネス・パルトローが干乾びたようにパサパサでシワシワでソバカスだらけなのも(※ステキで美人な女優さんです)、女優の見せ方に一切興味がないという姿勢の表れかと思うといっそ清々しい。

見るたびに思うのだが、パルトローが本当にパサパサでシワシワでソバカスだらけで、アップとかで大写しになると正直キツい。きっと彼女に何か恨みがある輩の仕業なのだろう。そのくらい、パルトローが本当に干乾びたようにパサパサでシワシワでソバカスだらけ※重要な事ので2回言いました)なのだ。

 

基本的に男の子映画なので、ダンスィの好むことばかりが凝縮されていて、女性のうっとりする要素は皆無という非常に潔い取捨選択。この力技が(低IQという意味において)いちいち素晴らしい。

たしか、あれはロジャー・コーマンだったかマイケル・ベイだったと思うが、

”客を満足させようと思ったら、ハデな爆破は必ず入れとけ”という金科玉条を素直に取り入れるバカ丸出しの姿勢リスペクトも欠かさない。ドッカンドッカンの戦闘シーンは控えめに言っても非常に素晴らしく、たとえ爆炎がCG丸出しで誰もケガしないと判っていても迫力に溢れている。

バトルシップ』が”海上だんじり祭り映画”なら、この『アベンジャーズ』はさしずめ”ニューヨークあばれ火祭り”。

お祭り映画なので気分がアガるのは当然のことなのだ!!イエー!!

 

とはいえ、弊害もある。

あまりにも”話が早い”ため、ロキが率いてくる敵の軍団”チタウリ”が一体なんなのか全く説明がない。っていうか、そもそもアベンジャーズは誰と戦っているのか全く分からないのだが、こちらがそんな疑問を持つより早く話が展開する。

そもそもシールズはどういう組織なんだ?とか、思ったよりも町が破壊されていない?とか、あの空飛ぶ空母のプラモはいつ発売になるんだろう?とか、スカーレット・ヨハンソンがいるのになぜマーク・ラファロが脱ぐ?とか無数の疑問が生じるが、そういうことを全く気にしない制作側のアクセル全開ぶりは、まるで夏休みの男子小学生のようだ。

 

最近、色々と悩み事が多くて映画を観たり本を読んだりするのもキツかったのだが、この映画を観ると悩んでいる自分がバカバカしくなってくる。

非常にスッキリした気分になれるとても良い映画だと思う。

現実から逃避するためにはこれくらいの勢いとガッツが必要なのだ!!

 

【追記】

スタッフロールの後には、最近流行の”打ち上げエンディング”が待っている。

この場面での、”ハズレ合コンに来てしまったオシャレ女子”な表情全開のスカーレット・ヨハンセン、やることがないからとりあえず黙々とメシを食うクリス・ヘムズワース、このハズレ合コンの主催者であるロバート・ダウニーjrの気まずい表情など、非常に雰囲気の悪い会食シーンは最高です。