読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

眼鏡堂書店

積み上げられた未読本の消化と、ホラー映画100本ノックを目指すブログ。不定期更新のゆるゆるです。

浮浪雲

テレビ【ドラマ】

 

浮浪雲 BOX [DVD]

浮浪雲 BOX [DVD]

 

 眼鏡堂書店をご覧の皆様、眼鏡堂主人です。

今回取り上げるのは、78年のドラマ作品『浮浪雲』です。

原作はジョージ秋山の大人気コミック。主演は渡哲也。

 

コミックの実写化というと、最近大炎上した『テラフォーマーズ』や『進撃の巨人』とか、いろいろ言われながらも成功までこぎつけた『るろうに剣心』などがあります。

それらと比較しても、この『浮浪雲』の再現っぷりはハンパなく、渡哲也演じる雲はまるっきりそのまんま。ここまでやる必要があるんだろうか?と思わないではないですが、逆に考えるとあまりに原作通りなので、一切疑問が生じません。

とはいえ、一応”時代劇”のはしくれにもかかわらず、時代考証のデタラメっぷりが突き抜けていて、アコースティックギターやゴルフクラブ、サイン色紙など幕末には絶対にないものがさも当たり前のように登場するという。

そのくせ、お話自体はコメディと人情風味の絶妙なバランス。

誰だこんな脚本を書いたのは!というとこれがなんと倉本聰

いわれてみれば、何となく『北の国から』っぽい感じが……まったくしない。

むしろ、『ムー一族』とか『寺内貫太郎一家』の久世光彦テイスト。

 

とはいえ、妙なアンバランスさがクセになります。

 

ずいぶん昔のドラマとはいえ、古びた感じが全くなく、逆に新鮮。

簡単な幕末の知識があるとさらに面白くなる気がします。