眼鏡堂書店

積み上げられた未読本の消化と、ホラー映画100本ノックを目指すブログ。不定期更新のゆるゆるです。

2016年のベスト&ワースト

眼鏡堂書店をご覧の皆様、眼鏡堂主人です。

今回は2016年の総括として、自分がこの1年間に見た&読んだ映画と本からベスト&ワーストを選んでみようと思います。新作ばかりでなく旧作も含まれますので、それはご愛敬ということで。

ちなみに、完全に独断と偏見なので冗談半分でお願いします。

 

では、映画(ドラマ含む)から。

 

【総括】

正直言って、ほとんど見れなかった、というのが最たる感想。

なので新作に限っても、話題作は全然見てないし……過去の記事と比較しても、あまりに見ていないが故になにも語るとことがないという異常事態にガクガクブルブル。

そんな中で選んだベスト&ワーストはコレ!

 

ベスト  『ヘイトフル・エイト


映画『ヘイトフル・エイト』予告編

総評:今年観た唯一の新作ということで本作を。タランティーノ映画だから、というほどの贔屓ではないけど、まあ、コレかな、と。他にもいろいろ名作・傑作はあっただろうけど、数少ない見た作品から選ぶにはこれが順当だろうと思われ。

面白い、とは思いたいけど、正直、こういうミステリ仕立ての作品はタランティーノには向かないんじゃないか、と思ったり思わなかったり。でも、ウルトラワイドな画面構成が通常のPCのディスプレイとかテレビで見るとアホみたいに間が抜けていて、それが逆に面白かったり……。

2回見て初めて裏と表の面白さがわかる、という仕掛けも評価点の一つ。

 

ワースト 『朝がきた』


とと姉ちゃん 最終回

総評:見たものが少ないあまり選びあぐねたベストとは対照的に、16年に入った段階でほぼストレートかつトップで(眼鏡堂の)ワースト入りしたのがこのドラマ。

作品の内容云々以前に、眼鏡堂が心底憎んでいることを広言してはばからない雑誌『暮しの手帖』関係者のドラマということで、ワースト入りの宿命を背負ったドラマ。

この『とと姉ちゃん』のムック本には一切出てこない事実ですが、この雑誌の商品実験がいかにインチキそのものだったか、というのは「石油ストーブの消火には、消火器ではなく水をかけるといい」と書き、当時消火器販売店を営んでいた作家・八切止夫の店を倒産に追い込んだことからも明らか。

作品の題材自体が眼鏡堂にとってはクソドラマ中のクソドラマという揺るがしようのない点により不動のワーストです。この不快感に比べれば『純と愛』なんてまだまだ甘ちゃんですよ!

 

 

次いで、書籍部門からベスト&ワーストを

 

【総括】

映画同様、ほとんど読めなかった、というのが反省点であり総評。実際、記事の更新も少なかったしなあ……。なので読んだものの大半がムック本とか漫画とか。

来年は、まとまった本が読めるような時間が作りたいなあ……。

 

ベスト

本年のベスト、というよりも眼鏡堂のオールタイムベストの1冊。実は昔に文庫で持ってたけどなくしてしまい、今年ハードカバーで買いなおしたという。旧作も甚だしいうえに、万人向けではない官能小説というジャンルだけど、耽美と官能と残虐が非常に高い次元で融合した傑作中の傑作。藤田敏八監督の『修羅雪姫』のような感じ、といえばわかる人にはわかる気がしますが、いずれにせよ、文学的に優れた多幸感に溢れた小説で、文字通り至福の官能が味わえる名作です。

 

ワースト

 ワーストは、これかな。正直、キングクリムゾンというバンドの歴史についてまとめた本のつもりなんだろうけど、その体裁をなしていないというのが正直なところ。

インタビューしたメンバーも、はっきりいってバンドの中心人物ではないし、そういう人間のロングインタビューを読んでもねえ……。バンドの歴史についてもいまさら語りつくされた印象があるし、かといってこの本になにか真新しさがあるわけでもないし、正直言うと、お金を払って買うだけの価値があるのかと思ってしまう。クリムゾンファンのコレクターズアイテム、という以外に何の価値もないように感じてしまうので、ワースト入り。だいたい、初心者に対してハードルが高く、上級者にはハードルが低い、っていう読者選定は最初から間違ってる気がするんだよ。

 

 

こうしてまとめてみると、映画も本もあんまり手を付けてなかった、という何の面白みもない結果に落ち着きました。実際、すごく忙しくて何にも手につかなかったり、その忙しさが年末&年始に向けてさらに急加速してるし、職場で意識を失って倒れたりしたし、いろいろあった一年でしたな(しみじみ)。

来年は、もう少し余裕がある一年であり在りますように。

 

当ブログをご覧いただきました皆々様に、幸多い一年でありますことをお祈りして。

以上、眼鏡堂主人でございました。