眼鏡堂書店

積み上げられた未読本の消化と、ホラー映画100本ノックを目指すブログ。不定期更新のゆるゆるです。

【熱烈】いつまで経ってもソフト化されない映画たち【希望】

いきなり本題に入ると、こんなに面白そうなのにもかかわらず、待てど暮らせど一向にソフト化されない。一体、世の中どないなっとるんや!

という(眼鏡堂の)憤懣やるかたない胸の内をネットの海に放流しよう、という誰得企画で皆様のご機嫌をお伺いしようという次第。

季節はそろそろ本格的に春なわけですが、皆様、ご機嫌麗しゅうございます。m(__)m

前もって書いておきますが、これから先の内容は「コレ、早くソフト化してほしいな~キャッキャ」というのがダラダラと続くだけなので、一応忠告はしたからね!という体でございます。

 

では、早速。

 

『キルトロ』

監督:エルネスト・ディアス=エスピノーサ

主演:マルコ・サロール

www.youtube.com

南米チリが生んだアクションスター、”ラテン・ドラゴン”ことマルコ・サロール主演のアクション映画。例えば、『マッハ‼!!!!』のようなノーワイヤー、ノースタント型の肉体アクション映画なのですが、なんといっても見どころはサロールのアクション。

2m近い身長にもかかわらず、異常なまでの滞空時間の空中殺法をはじめ、ジャン・クロード・ヴァン=ダム(全盛期)の足技と、ドニー・イェンの切れ味とを融合させたにわかには信じがたいアクションが拝める一作。

正直ストーリーはありきたりだけど、それを補って余りあるアクションは一見の価値があると思うのです。2006年公開の映画のため、すでに12年の時が過ぎようとしています。ちなみに、輸入盤を入手することが可能です。

 

『Undisputed III: Redemption』

監督:アイザック・フロレンティーン

主演:スコット・アドキンス

www.youtube.com

シリーズとして1と2はソフト化されているにも関わらず、最高傑作の誉れも高い3はソフト化の気配全くなし。この『Undisputed III: Redemption』こと邦題『デッド・ロック』シリーズはちょっと変わった構造の映画。要は刑務所格闘大会映画なのですが、最終決戦での敗者が次の作品の主役になるというシステムをとっています。最強のライバルが一度地獄のどん底まで突き落とされ、そこから這い上がって優勝と自由を勝ち取るという『ロッキー』を300倍濃縮した具合です。

特に3は前作で膝を破壊されほぼ再起不能に陥ったボイカ(スコット・アドキンス)が自由を勝ち取るために一念発起し、膝の爆弾を抱えながら優勝の頂点を目指すのですが、そんな彼の前に最強にして最狂のライバル、マルコ・サロール演じるカポエラ使いが立ちはだかるのだった……という非常にアツいストーリーになっています。

見どころは何といってもアクション!本当に、「ストーリーなんて一本道でいいからステータスはアクションに全振りしとけ!」と言わんばかりにアクション全開。特にラストバトルは、スコットVSマルコという現状最も体の動くアクションスター同士の一騎打ちは手に汗握る塩梅です。ちなみに、公開は2008年なので本作もソフト化されないまま10年選手になろうとしています。理由はたぶん、刑務所という場所柄、女性が全く出てこないという色気のなさ&ひたすら男ばっかりという華のなさが原因なのでは、と思ったりも……。

 

『Killer joe(邦題:キラー・スナイパー)』

監督:ウィリアム・フリードキン

主演:マシュー・マコノヒー

www.youtube.com

先に紹介した2作品と違い、一応レンタルはされている(されていた)作品。ただ、『キラー・スナイパー』という全く見当違いのサイテーな邦題に改悪されて(怒)

ストーリーは、ギャンブルで首が回らなくなったバカ息子が思いついたのは保険金を狙った母親の殺害。父親を巻き込んでノリノリのボンクラが雇ったのは“キラー”ジョー・クーパー。しかし彼からの条件は『報酬の前払い』。当然そんなものを用意できない彼らは「妹とヤっていい」という条件でジョーと合意。殺人は即日行われるが、保険金の受け取りをめぐって筋書きはどんどんと狂った方向に進んでいく。

メガホンをとったのは『エクソシスト』や『フレンチ・コネクション』で知られる巨匠ウィリアム・フリードキン。とにかくフリードキンらしさ前回の超ブラックコメディ。

映画秘宝のデザイナーである高橋ヨシキさんもお墨付きの一作。眼鏡堂もレンタルされていた時に鑑賞して心震わされました。家族の絆なんて単純な欲望の前には何の意味もないんだなー、アメリカの野良白人は仕方ねーな―、フライドチキン最高‼!という非常に素晴らしい映画です。ちなみに公開は2011年。日本では劇場公開されてません。

 

『花の詩女 ゴティックメード

監督:永野護

主演:川村万梨阿 佐々木望

www.youtube.com

先に紹介した『キラー・スナイパー』がレンタルオンリーなら、さらに厄介なのがコレ。『ファイブスター物語』の永野護が原作・監督・脚本を手掛けたファンタジーSFアニメなのですが、よりにもよってこれが上映のみ。永野護自身が「円盤(DVDなどのソフト化)にはしないから」と公言し、2012年の航海から現在まで、リクエストを受けての劇場上映のみでしか鑑賞できない状態。都心ならいざ知らず、この映画一本のために上京しろっていうのかよー(泣)

かつての劇場版『ファイブスター物語』もそうだったけど、永野デザインのメカがスクリーンでどう動くか、ということにファンは関心があるんだからソフト化してくれてもいいじゃないか、思うのです。っていうか、ファイブスター物語ゴティックメードはメカデザインや世界観が融合しすぎてもうワケワカンネな状態に……。ファンだったけど、正直もう疲れたよ。

 

『太平輪』

監督:ジョン・ウー

主演:金城武 長澤まさみ

www.youtube.com

バイオレントなアクション映画に定評のあるジョン・ウー監督(通称、校長)が、何を思ったのか作り上げた2部作5時間半の超大作恋愛映画。太平輪号沈没事件を題材に、男女の恋愛や当時の社会情勢等を盛り込んだ香港版タイタニック

何が一番びっくりするって、「恋愛映画は苦手」「女優の取り方がわからない」と昔から公言していた校長がまさかまさかの恋愛映画。なのでジョン・ウー学校に魂をささげたボンクラ男子たちの間に激震が走りました。本国でもその激震は同じだったらしく、興行で大コケ。なおかつ校長が最も苦手とする恋愛ものということで案の定批評も散々、続く『マンハント』も絶賛大苦戦中と、校長は今まさに崖っぷち!

武とまさみと黒木瞳が出てるにもかかわらず、まったくなかったことにされている有様です。怖いもの見たさで5時間半をどぶに捨ててみたいのですよ!眼鏡堂は!(やけっぱち)

 

……というわけで、DVDが出てほしいなあ、ということで話を閉めようと思います。

以上、おわり。