眼鏡堂書店

積み上げられた未読本の消化と、ホラー映画100本ノックを目指すブログ。不定期更新のゆるゆるです。

猫語の教科書/ポール・ギャリコ

猫語の教科書

猫語の教科書

 

全国8千万の猫好きの皆様、お待たせいたしました。

今回、眼鏡堂書店が取り上げるのは、ポール・ギャリコの『猫語の教科書』です。

猫を扱った本は数あれど、これくらい強力な破壊力のある本を眼鏡堂は知りません。

猫のもつ魔性のあざとさ魅力にみんなメロメロ。眼鏡堂はそれほど猫好きでもないのですが、そんな自分の心をぐらんぐらんに揺さぶってくることを考えると、猫好きの方はもう大変なことになるかと思われます。

 

眼鏡堂は幼少時、斉藤洋さんの『ルドルフとイッパイアッテナ』を読んで以来、猫というあん畜生は絶対に人間の言葉が分かると確信しています。

なので、本作は”猫が書いた作品”という体は、フィクションではなく、リアルに猫が書いたものとして疑いをはさむ余地はありません。

 

本作の中身は非常に簡単で、一種のハウトゥー本。

何のハウトゥーなのかというと、”野良猫から家猫になる方法”。

というか”いかにして人間の家を乗っ取るのか?”。

どうやって人間を虜にし、美味しいご飯を得、安全な暮らしを手に入れるのか?という様々なテクニックの数々が、ぜんぶ猫目線で語られます。

その語り口が完全に猫。眼鏡堂が持っている本では間にちょいちょい猫の写真カットが挟まれるので、より破壊力が増していきます。

 

エジプト王朝の昔から、猫は人間を従えてきましたが、改めて考えてみるともはや地球は猫によって侵略されているといっても過言ではありません。

人間の力ではもはや猫に太刀打ちできないのだ、という無条件降伏として、ぜひとも本作を読んでもらいたいと思ったのでした。

猫なんて、猫なんて……猫なんて、もう‼以上、おわり。

 

【追記】

世界は既に猫によって侵略されているのだ。

猫はこうして地球を征服した: 人の脳からインターネット、生態系まで

猫はこうして地球を征服した: 人の脳からインターネット、生態系まで