眼鏡堂書店

積み上げられた未読本の消化と、ホラー映画100本ノックを目指すブログ。不定期更新のゆるゆるです。

RE:BORN

RE:BORN リボーン

RE:BORN リボーン

 

アクション俳優坂口拓ことTAK∴の俳優復帰作。

あらすじは、

かつて特殊傭兵部隊に所属していた黒田敏郎は、現在は石川県加賀市でコンビニの店員をしながらサチという少女と仲睦まじく暮らしていた。

そんなある日、町で不可解な殺人事件が起きる。それは、かつて敏郎が壊滅させた部隊のリーダーであったファントムと呼ばれる男からの警告だった。

 

本作の見どころは何といっても稲川義貴の考案した近接格闘術”ゼロレンジコンバット”。徹底的に無駄を排した動きで一対多数の敵をなぎ倒していく姿はなかなかに見ごたえがあります。

長所は以上。

それ以外の部分は正直褒められたものではない、というか単純に脚本が非常に粗くてもっと練りこみと整理整頓が必要のように感じました。

アビスウォーカー役の稲川義貴と大塚明夫の役はひとつにまとめてもよかったんじゃないか?とか、サチの前歴についてもっと語ってもいいんじゃないか?とか、明夫は子供たちへの洗脳実験で何がやりたかったのか?とか、主だった部分がどうにもぼんやりしています。

あと、肝心のゼロレンジコンバットも終盤に行けば行くほど薄暗い中で戦うようになり、TAK∴対稲川義貴のラストバトルも必要以上に薄暗く、特にワイヤーとかのトリックを使ってないんだったら、いっそアホほど明るいところでアクションが見たかったなあ、とよく見えないアクションシーンを見ながら思ったものです。

正直なところ、主演のTAK∴を含めた大半の役者は演技がうまくなく、地の芝居のシーンがちょっと……。その分アクションで帳消しといった具合。

世間的には声優の大塚明夫が役者として出演しており、「あの人演技も上手いんだ!」とかいう評価もあるようですが、あの世代の声優で舞台演劇を通過してない声優のほうが圧倒的に少数なわけだし、そもそも声優というのは俳優という業種の一部分なわけであって別にこのくらいの芝居ぐらいできなきゃそっちのほうが問題だろう、と思ったり思わなかったり。

ともあれ、明夫は明夫で素晴らしくイイ声でした。以上、おわり。

 

【追記】

www.youtube.com

 正直、予告編が一番面白そう。