眼鏡堂書店

積み上げられた未読本の消化と、ホラー映画100本ノックを目指すブログ。不定期更新のゆるゆるです。

パシフィック・リム:アップライジング

ギレルモ・デルトロ監督によるSFロボットアクション映画『パシフィック・リム』の続編、なんだけど、今回デルトロ監督と脚本のトラビス・ビーチャムは離れているのが残念。

ただ、残念なのは作品全体にわたっていて、どうにもこうにも作品と観客の間に見えない何かがあるとは思えないほどに、熱くなりきれない。魅力的にもかかわらず登場人物に感情移入しきれないし、新型のイエーガーもカッコよくなったのに好きになれず、お話も非常によくできていることを認めながらも話にノリきれない。

いったいこれはどういうことだろう?とちょっと考えたところ、はたと気が付いたのが、これはゲームのシナリオだ!という個人的な結論。

このアップライジングがシミュレーションゲームスーパーロボット大戦的な

だったら、このシナリオに燃えまくったんだろうけど、悲しいかなこれは映画。

あと、前作も「日本の描写がウンヌン」が追われてたけど、そういう部分は全く改善されず、東京がはっきり言って韓国にしか見えず、都心と富士山との位置関係や距離感が明らかにおかしいだろ!というツッコミをせざるを得ない。

スタイリッシュになったのはいいけど、それがまさかまさかのマイナス作用。

こっちが見たいのはグレートマジンガーだったのに、できたのは超時空要塞マクロスだった、という。

 

面白くなかったか?と聞かれればそれ面白かったのだけど、期待値が非常に高かった分、85点でも赤点印象という残念作品。

面白いっちゃ面白いのは間違いないんだけど、前作にあった強引な力技と重量感、そして燃え要素がバッサリないんだよなあ……。